徳永慶子 Vn


5歳でヴァイオリンを始める。 7歳で桐朋学園子供のための音楽教室に入室。17歳で渡米し、ジュリアード音楽院予科に編入。その後同楽院より学士、修士号およびアーティスト・ディプロマを得る。

2005年よりアタッカ・カルテットに所属。これまでに第7回大阪国際室内楽コンクール優勝、メルボルン国際室内楽コンクール3位入賞およびABCラジオクラシックFM視聴者賞受賞、コールマン国際室内楽コンクール優勝、アーティスト・インターナショナル・オーディション室内楽部門優勝、チェサピーク国際室内楽コンクールで最優秀賞受賞し、2007年2月カーネギーホールでのデビューリサイタルを皮切りにアメリカ、カナダ、メキシコ、南米各地、ヨーロッパ、オーストラリア、日本など世界中で演奏活動を続けている。

ソリストとしてはこれまでにスペイン国立管弦楽団、ヴァージニア芸術祭オーケストラ、カブリーヨ音楽祭オーケストラ、ヒルトンヘッド交響楽団、アムハースト交響楽団と共演したほか、2007年の王子ホールでのデビューリサイタル以降アメリカ、カナダ、日本で多くのソロリサイタルを行っている。2016年5月にはソロでのデビュー・アルバム「Jewels」をNY Classicsレーベルからリリースした。

米国ストリングス誌は彼女の演奏について、「しなやかに宙を舞いながら心の奥底まで問いかけてくるような音色が、純粋で透明な弓さばきによって彩られて観客を魅了した」と絶賛。また、音楽の友誌からも「音楽的パワーが強く、表現も個性的」と好評を得た。

演奏活動の傍ら教育活動にも熱心に取り組んでおり、2008年にはワシントン州で東京クァルテットの助手講師として音楽祭に参加、ニューヨーク・ハンター大学で客員講師として室内楽・ソロを教授したのち2009年夏ボストン大学タングルウッド・インスティテュートでソロ、室内楽、オーケストラ講師をつとめた。2009年にジュリアード音楽院予科でソルフェージュの講師として迎えられたのちも、ヴァイオリンの教師としてニューヨーク大学、フォーダム大学等で個人指導に力を注いでいる。その他にも様々なプロジェクトに取り組んでおり、2012年には米国映画「25年目の弦楽四重奏」(角川映画配給2013年)の出演と出演俳優(フィリップ・シーモア・ホフマン)への演奏指導を行ったほか、2016年にはアメリカでゴールデングローブ賞を受賞した人気TVドラマ、「Mozart in the Jungle」にも友情出演した。